マッサージで感じる“ゴリッ”の正体とは?

──筋肉の張り・凝り・筋トレ後の硬さの違いを徹底解説
「マッサージを受けたときに“ゴリッ”“コリッ”としたものを感じる」
「これって凝ってるってこと?それとも悪いもの?」
という質問は、施術の現場で非常に多いものです。
しかし、ひと言で“ゴリッ”といっても、
原因や状態は人によってまったく違います。
● 筋肉が張っているだけ
● いわゆる“コリ”ができている
● 筋トレ後の筋硬結
● 筋膜の滑走不良
● リンパ・血流の停滞
● 自律神経由来の緊張
それぞれメカニズムが異なるため、
“ゴリッ=悪い”という単純な話ではありません。
このブログでは 「マッサージのゴリッの正体」 と
「張り・凝り・筋トレ後の硬さの違い」 を、
科学・解剖学・生理学をもとにわかりやすく徹底解説します。
▼ 第1章:マッサージで触れる「ゴリッ」の正体
マッサージでセラピストが触れる“ゴリッ”には、主に以下の5つの正体があります。
① 筋膜の癒着(滑走不良)
層状になっている筋膜が“くっつき、滑らない状態”。
- 長時間の同じ姿勢
- 運動不足
- 水分不足
- ストレス
などで筋膜は硬くなり、動きが悪くなりやすい。
このとき指で押すと
「ザラッ」「グリッ」 とした抵抗を感じます。
筋膜の滑走不良は肩コリ・腰痛の大きな原因で、
オイルマッサージや筋膜リリースで改善しやすいのが特徴です。
② 血流の滞りによる「硬い塊」
血流が悪くなると、筋肉が酸欠状態に。
細胞が疲労物質を処理できなくなり、筋肉が硬く縮みます。
これを触れると 「板のような硬さ」 や 「芯のあるコリ」 として感じます。
原因は、
- 頭・首の緊張
- 冷え
- 自律神経の乱れ
- 寝不足
- PMS/更年期
など。
慢性的な人ほど押すと痛く感じるのが特徴です。
③ トリガーポイント(筋硬結)
筋繊維が部分的にギュッと縮んでできる“しこり”。
押すと
ズーンと響く、放散痛 があるのが特徴。
- 同じ姿勢の繰り返し
- スマホ首
- PC作業
- ストレス
で発生しやすい。
トリガーポイントは「ゴリッ」よりも
「しこっ・コリッ」 という感触です。
④ 老廃物が溜まっているイメージは?
多くの人が言う「老廃物が固まった」は厳密には医学的ではありません。
しかし 血流低下や炎症で組織が硬くなる と、
結果として“ゴリゴリしたもの”として触れることがあります。
⑤ むくみやリンパ滞留の「ザラつき」
むくみ系の“ゴリッ”は比較的柔らかく、
押すと 水っぽい抵抗感 があります。
- 塩分摂りすぎ
- 立ちっぱなし・座りっぱなし
- 冷え
- 生理前
- 飲酒
により発生。
オイルで流すと「一気に軽くなる」のは、このタイプです。
▼ 第2章:「張り」と「凝り」は何が違う?
多くの人は 張っている=凝っている と思いがちですが、
実はまったく違う状態です。
① “張り”とは?(筋肉が伸ばされている or 過活動)
張りは、筋肉が
● 過剰に緊張している
● 長時間伸ばされている
● 姿勢保持で使い続けられている
という状態。
例:
- PC作業で肩が前に出る → 肩の後ろ側が張る
- 立ちっぱなし → ふくらはぎがパンパン
張りは触ると 「硬い・緊張してる」 感じ。
しかしゴリッとした塊ではないことが多い。
✔ 温める
✔ ストレッチ
✔ 呼吸
で改善しやすいのが特徴。
② “凝り”とは?(血流が悪くなり、筋繊維が固まった状態)
凝りは筋肉の中で
局所的に硬結(小さなしこり)ができる状態。
- 血流低下
- 疲労物質の蓄積
- 酸欠
- 自律神経の乱れ
から起き、放置すると慢性化する。
触ると 「ゴリッ」「コリッ」 と感じるのが凝り。
✔ 圧迫
✔ オイル
✔ トリガーポイント解消
などで改善。
張りと凝りの違いまとめ
| 張り | 凝り | |
|---|---|---|
| 原因 | 筋肉の緊張・伸ばされすぎ | 血流低下・酸欠・筋硬結 |
| 触感 | 線のように硬い、パンパン | 点・塊としてゴリッ |
| 改善方法 | ストレッチ・温め | マッサージ・圧・ほぐし |
▼ 第3章:筋トレしている筋肉の“硬さ”とは何か?
トレーニーの人からよく言われる
「筋トレしてるから固いんですか?」
という相談。
実は “鍛えている筋肉の硬さ” と
“凝りの硬さ” はまったくの別物です。
① トレーニング後の筋肉は「張っている」状態
筋トレ直後は筋肉がパンプ(充血)しているため、
張ったように感じます。
これは健康な反応で、血流が増えている証拠。
触ると 弾力のある硬さ。
凝りのような“芯の塊”ではありません。
② 翌日〜数日の筋肉痛(DOMS)は炎症による硬さ
筋繊維の微細断裂による炎症反応。
このときの硬さは、
- 全体が張ってる
- 触ると痛い
- 押すと嫌な響き
という性質。
凝りと違い、部分的な塊は存在しません。
③ トレーニングを続けている人は「凝り」も起きる
フォームの癖
姿勢不良
過負荷
背中や首の緊張
などにより、トレーニーは意外と“凝り”も作りやすい。
特に
● 首
● 僧帽筋上部
● 腰
この3部位は凝りやすい。
筋トレ後の硬さと凝りの違いまとめ
| 筋トレ後 | 凝り | |
|---|---|---|
| 原因 | 筋活動・炎症 | 血流低下・筋硬結 |
| 感触 | 面で張っている | 点の塊 |
| 痛み | 動かすと痛い | 押すと痛い |
| 改善 | 休息・軽い運動・温め | マッサージ・ほぐし |
▼ 第4章:ゴリッを放置するとどうなる?
放置すると以下の症状につながります。
- 頭痛
- 眼精疲労
- 肩こり・首こり
- しびれ
- メンタルの不調
- 睡眠の質低下
- 自律神経の乱れ
筋肉の問題は全身に影響を及ぼすため、
“早めにケアすること”が重要です。
▼ 第5章:どのタイプでも改善する3つの方法
① 温める(最も簡単で効果が大きい)
血流が改善し、筋膜が緩みやすくなる。
② 深い呼吸で自律神経を整える
緊張が取れ、張りが自然に軽くなる。
③ プロの施術で「硬さの種類」を見極める
種類によってアプローチが大きく異なるため、
セルフケアで改善しない場合はプロが早い。
▼ 第6章:Daisy Bellの施術でできること
当サロンでは硬さの種類を触診で見極めながら、
- 筋膜リリース
- オイルマッサージ
- トリガーポイント
- 温熱(ヒートファジー)
- 腸もみ
- ヘッドスパ
などを組み合わせて
“芯のコリ・張り・筋トレ後の硬さ”を丁寧にほどきます。
特に
「張り」と「凝り」の両方がある人」
は施術効果が出やすいので、ぜひ一度ご相談ください。
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